Energy Storage System

ABOUT

蓄電池の紹介

蓄電池は電気エネルギーを貯蔵し、必要な時に放出する装置やシステムです。低コストで再生可能エネルギーの効率的な利用やエネルギー供給の安定化に役立ちます。一般的に蓄電池ユニット(電池セル)、バッテリーマネージメントシステム(BMS)、インバーター(変換装置)、電力制御装置などから構成されています。
蓄電池にはいくつかの社会的意義があります。

     

エネルギーシステムの安定化

  • 電力の需要と供給のバランスを調整し、需要のピーク時や非ピーク時などにおいても安定した電力供給を確保することができます。 これにより、電力の変動を緩和し、エネルギーシステム全体の安定性を向上させます。




    災害時のバックアップ電源

      停電や電力供給の途絶によって生じる社会的な混乱を緩和し、重要な施設や機関(病院、救助センター、通信基地など)の電力供給を維持します。 これにより、生命の安全性を確保し、災害対応力を向上させます。

         

再生可能エネルギーの統合

  • 再生可能エネルギー源(太陽光や風力発電など)は、天候や気象条件によって発電量が変動しますが、蓄電池を介して発電された電力を貯めることで、需要がある時に供給することができます。これにより、再生可能エネルギーの一貫した利用を実現し、持続可能なエネルギー体制の構築を支援します。



    エネルギー効率と省エネルギー化

    • 需要のピーク時に電力を補完することで、発電所の出力制約を緩和し、発電効率を向上させることができます。また、非ピーク時には安価な電力を貯めることができます。これにより、エネルギーコストの削減と持続可能なエネルギー利用の促進が可能となります。



蓄電池の導入期間は短く、支援が必要な場所に設置することができるため、社会全体のコストを削減しながら、エネルギーシステムの運用を改善する費用対効果の高いソリューションとなっています。

昨今のエネルギー市場の自由化と、電池技術の大幅なコスト削減が相まって、蓄電池ビジネスの機会を創出しています。再生可能エネルギー開発のパイオニアであるパシフィコ・エナジーは、2021年にESS事業を開始しました。国際的な専門知識、技術的なノウハウ、再生可能エネルギーに関する豊富な経験、エンドツーエンドのビジネスサポート能力により、顧客と社会に比類ない価値を提供します。

IN OPERATION

運転中プロジェクト

パシフィコ・エナジー糸島蓄電池プロジェクト

  • 発電規模

    8MWh(2MW×4時間)

  • 所在地

    福岡県糸島市

  • 建設開始日

    2022年9月

  • 商業運転開始日

    2023年6月6日

パシフィコ・エナジー白石蓄電池プロジェクト

  • 発電規模

    8MWh(2MW×4時間)

  • 所在地

    北海道札幌市白石区

  • 建設開始日

    2022年9月

  • 商業運転開始日

    2023年6月13日

ADVANCED STAGE

進行中プロジェクト

パシフィコ・エナジーでは、現在計100MWh超の蓄電事業の開発を進めています。